先日弊社の顧客様である「マルニ額縁画材店」にお邪魔しました!
マルニ額縁画材店は1969年創業の栃木県の中でも老舗額縁製造メーカーです。
小売りまでを自社で一貫して行い、高品質のものを安価に提供しております。
自社工場での額縁製造から店舗販売、通販、取り付け施工に至るまで様々なアートにかかわる仕事をされております。
また額縁だけではなく、画材やさし箱などアートに関わるものを自社で製造・販売を行われている会社です。
店舗にはこういった画材も沢山陳列されております。
熟練の職人さんが額縁を組み上げていきます。
店舗には様々な額縁のサンプルの置いてるのでオーダーで額縁を作成してくれます。
さし箱もお手のものです。
昨年9月には東京にもショールームをOPENされ、ますます精力的に展開されているマルニさん!
もし額縁や画材でお悩みなら一度ご相談されてはいかがでしょうか?
今年最後の個展に行って参りました。
本日、兼ねてから親交のある近藤高弘先生の展覧会に行って参りました。
近藤先生は陶芸家でも珍しい元卓球選手で全国でチャンピオンになった異色の経歴の持ち主の方。
そのバイタリティや精神力が創作に影響していると仰っておりました。
近藤先生とパシャリッ。
今回の展覧会には高島屋の伝説的バイヤーの方もいらっしゃったので、その方々ともパシャリ。
かなり洗練された作品が多い近藤先生。
一度作品をご覧下さい。
<略歴>
1958年京都生まれ。人間国宝(染付)の祖父・近藤悠三と父・近藤濶のもとで育ち、卓球で日本代表選手になった異色の経歴を持ちます。25歳から陶芸の道を志し、1994年には京都市芸術新人賞を受賞、2002年には文化庁派遣芸術家在外研修員として、エジンバラ・カレッジ・オブ・アート・マスターコース(イギリス)を修了しました。
初めは伝統的な染付作品を制作した近藤でしたが、その後、金属や鋳造ガラスなど新しいメディウムを取り入れ、独自の造形表現を確立しました。1993年に、陶にプラチナ、金、銀、ガラスの混合物を粒状に結晶化させるオリジナル技法「銀滴彩」(特許取得)を生み出します。磁器に繊細な煌めきをもたらし、表面の雫にさまざまな表情を与える同技法は、土を媒介として、火の中から水を生むことをコンセプトとしています。
近藤の主な個展に「-手の思想-」(何必館・京都現代美術館、2017年)、「生水ーうつろいゆくウツワー」(瀬戸内市立美術館、2016年)、「セルフ ポートレート」(伊丹市立工芸センター、2010年)、「変容の刻 ーMetamorphoseー」(京都芸術センター、成羽美術館、パラミタミュージアム、2007年)、「Takahiro Kondo: New Blue & White」(スコットランド国立美術館、1995年)など。また作品の主な収蔵先に、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)、ブルックリン美術館(ニューヨーク)、ボストン美術館、サンパウロ美術館(ブラジル)、スコットランド国立博物館(エディンバラ)、国立ギメ東洋美術館(パリ)などがあります。1958年京都生まれ。人間国宝(染付)の祖父・近藤悠三と父・近藤濶のもとで育ち、卓球で日本代表選手になった異色の経歴を持ちます。25歳から陶芸の道を志し、1994年には京都市芸術新人賞を受賞、2002年には文化庁派遣芸術家在外研修員として、エジンバラ・カレッジ・オブ・アート・マスターコース(イギリス)を修了しました。
初めは伝統的な染付作品を制作した近藤でしたが、その後、金属や鋳造ガラスなど新しいメディウムを取り入れ、独自の造形表現を確立しました。1993年に、陶にプラチナ、金、銀、ガラスの混合物を粒状に結晶化させるオリジナル技法「銀滴彩」(特許取得)を生み出します。磁器に繊細な煌めきをもたらし、表面の雫にさまざまな表情を与える同技法は、土を媒介として、火の中から水を生むことをコンセプトとしています。
近藤の主な個展に「-手の思想-」(何必館・京都現代美術館、2017年)、「生水ーうつろいゆくウツワー」(瀬戸内市立美術館、2016年)、「セルフ ポートレート」(伊丹市立工芸センター、2010年)、「変容の刻 ーMetamorphoseー」(京都芸術センター、成羽美術館、パラミタミュージアム、2007年)、「Takahiro Kondo: New Blue & White」(スコットランド国立美術館、1995年)など。また作品の主な収蔵先に、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)、ブルックリン美術館(ニューヨーク)、ボストン美術館、サンパウロ美術館(ブラジル)、スコットランド国立博物館(エディンバラ)、国立ギメ東洋美術館(パリ)などがあります。
]]>昨晩は18年ぶりに阪神タイガースがリーグ優勝を決めたとてもおめでたい日ですね!!
私も家で観戦しておりましたが、めっちゃくちゃ興奮しました!お~ん。
しかも昨日は大好きな「ハヤブサ消防団」の最終回!
ドラマは21時スタートで、試合終了が20:55ごろ!
選手や岡田監督のインタビューも見たかったのでチャンネル操作が忙しかったです(笑)
さて、長棟商店では阪神タイガースのボトルバックを作製しております!
綿100%の生地を使用しておりますので、手触りもバモスです👍
自分用でもよし。
贈答用でもよし。
販売用でもよし。
目的はなんでも良しでございます。
法人様のコラボも可能ですので一度お問い合わせください。
ご連絡お待ちしております。
<問い合わせ先>
我が家のランチョンマットです✨
今もまだ大人気の鬼滅の刃!我が家では炭治郎の市末模様と禰󠄀豆子の麻の葉模様のランチョンマットを作成しました!
来月はハロウィン🎃
そろそろ何しよか決める時期ですね❓
炭治郎や禰󠄀豆子になるなら…
『市松模様』と『麻の葉』生地在庫あります🙋♀️
残り少ないですが💦
気になる方、欲しいメートル分カットします✂️
この度セラミック製ストローを販売されている合同会社Kazree様に弊社の本染めウコン布を採用して頂きました!
VOCOしようぜ!
こんにちは、長棟商店です。
5月30日に大阪の京町堀にVOCO大阪セントラルがオープン!今回はホテルのオープニングセレモニーで使用するため、本染めウコンの風呂敷をオーダー頂きました!
VOCO大阪セントラルは2018年にできたIHGホテルズ&リゾーツのホテルブランドの1つで、IHGグループの中でも急成長しているブランドです。
現在世界各地に46軒展開中で、日本には今回が初上陸となります。
VOCOの意味はラテン語で「招待する」「呼び集める」。
そしてホテルのコンセプトとしては、「ようこその気持ちを Come on in」「自分らしく過ごす時間 Me time」「その時にふさわしい一皿を voco life」をブランド体験として位置づけ、まるで慣れ親しんだ家のような居心地の良いご滞在のなかに「おもいがけない特別」な体験をお約束するブランドです。
またホテルのロビーなどには実際の家に使用されていた木材などを再利用し、伝統的な技法でくみ上げ、落ち着きのあるデザインに仕上げられております。
今回オーダー頂いた風呂敷はテープカットの代わりに使用さました。
本来はテープカットすると少なからずゴミが出てしまいますが、今回は結んだ風呂敷を引っ張ってほどくという「結びほどき」という手法でテープカットを行い、
ゴミも出ず、風呂敷も再利用できるサスティナブルなセレモニーでした。
ちなみに今回弊社の本染めウコンの風呂敷を選んで頂いた理由としては、染料も天然成分で生地も化繊ではなく綿100%。
環境にもとても良く、VOCOのイメージカラーにも合っているとの事で採用して頂きました!
結び解きも無事に行われ、とても良いセレモニーでした!
特に大阪観光局の溝畑理事長とUDホスピタリティマネジメントの佐山義幸社長の情熱はご挨拶にも現れており、ホテルにかける思いが強かったです。
今回は御取引先様から勲章用の袋のご依頼を頂きました!
5月21日に現在なんば高島屋で行われている四代・田辺竹雲斎先生の展覧会へ行ってまいりました!
今回のテーマは「守破離」。
伝統的手法を用いた作品や、異分野とのコラボレーションした作品、竹雲斎先生の現代アートの作品など様々な作品を見ることが可能です!
特に巨大なオブジェの見ごたえはすごいですよ!
近年竹雲斎先生のテーマである守破離の集大成が28日までなんば高島屋でご覧いただくことが出来ます。
お時間のある方はなんば高島屋6階 美術画廊までお越しください!
竹雲斎先生ご夫婦と社長がパシャリ。
虎竹を用いた作品。生で見ると圧巻です。
作品が壮大すぎて展覧会がスタートしても作成中だそうです。
「循環」がテーマの作品。
先生の作品はすくすく育った竹と間引かれる「朽竹」を融合した作品があります。
■略歴
1973年 大阪府堺市生まれ
1999年 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
2006年 田辺小竹を襲名
2016年 インスタレーション(フランス国立ギメ美術館)
2017年 四代田辺竹雲斎を襲名
インスタレーション(メトロポリタン美術館/NY)
2019年 インスタレーション(オドウンパザル近代美術館開館記念展/トルコ)
2021年 アートフェアにて東京史上最大のインスタレーション(東京アートフェア)
2022年 インスタレーション・個展 Gucci並木(東京)
インスタレーション Casa Loewe Barcelona (ロエベバルセロナ/スペイン)
今日は弊社で人気が高まっている生成り(キナリ)についてお話しします!
生成り生地はどんな素材で出来ていて、どんな使い方をしているのか。
今日は生成り生地を深掘りしていこうと思います!
生成り生地は、ナチュラルカラーである綿や麻などの天然素材で作られた生地のことを指します。
生成り生地は、染色や加工をしていないため、色合いが淡く、シンプルでナチュラルな雰囲気を持っています。
いわゆる生機(きばた)と言われるような状態ということですね!
※生機は織機で編んだ、染料で染めていない無加工の生地のこと
また、肌触りが良く、吸湿性や通気性に優れているため、夏場には特に快適に着用することができます。
生成り生地は、様々な素材で作られています。
綿の生成り生地は、コットン100%のものや、綿と麻の混紡素材で作られたものがあります。
麻の生成り生地は、リネン素材で作られたものや、麻と綿やポリエステルなどの混紡素材で作られたものがあります。また、ウールやシルクの生成り生地もあります。
生成り生地は、染色やプリント加工をして色をつけたり、刺繍やレースを施したりすることで、様々なデザインの服や雑貨に使われます。
また、生成り生地は、ナチュラルな雰囲気やエコ素材として注目されている生地の一つです。
素材や品質に注意し、染色や加工をすることで、様々なデザインの服や雑貨に使われています。
環境にやさしい素材としても注目されており、廃棄物の削減にもつながるため、SDGsの観点からも、今後ますます需要が増えることが期待されます。
生成り生地を取り扱う際には、素材や品質に注意することが重要です。
まずは生成り生地自体が天然素材であるため、生地によって色合いが変わります。
同じ生地でも微妙に色の風合いが変わります。
また、生成り生地は、柔らかい素材であるため、生地自体が伸びたりすることがあるため、注意が必要です。
それと生成り生地は、白っぽい色合いであるため、汚れが目立ちやすく、取り扱いには注意が必要です。
洗濯の際には、素材に合わせた方法で洗い、日光に当てることで黄ばみが発生することがあるため、注意が必要です。
それと先述にもあるとおり、生成りは無添加の生地です。
なので本染ウコン布のように防虫・防カビの効果はないのでそこも注意点ですね!
長棟商店では「2003」「2023」「8」「5613」「4240」の5種類の生成り生地を扱っております。
そしてそれぞれで用途が変わります。
用途としては以下の通りです。
「2003」・・・薄手の生成り生地。額縁用黄袋(701)と同じ厚さ。額縁を入れるのに最適。
また、ピンキング加工にも適している。
「2023」・・・やや薄手の生成り生地。601と同等の厚みがある。黄袋やピンキング、屏風や昔の資料保存などに用いられる。
ピンキング加工やストレート加工にも最適。
「8」・・・とても頑丈な生地でいわゆる「帆布」と呼ばれるもの。元は船の帆として使われていた。
とても頑丈な生地で型崩れしにくく、インテリア雑貨作り、帆、テント、スニーカー、
バッグ、テーブルクロス、ランチョンマット、エプロン、スリッパなどにオススメ。
通気性も良いのでキャンプをする時の風よけやターフにも使えます。
また、絵画のキャンバスとしても使用されます。
「5613」・・・生地はとても柔らかく、片面が起毛になっている生地。
起毛部分が額縁のガラス部分に当たるため、より高価な作品を入れるためにチョイスされる。
「4240」・・・本麻の生地。硬めの生地だが「8」よりは少し柔らかめ。
エプロン、バッグ、ランチョンマット、クッションカバー、カーテンなどのインテリア雑貨におすすめ。
一部ではキャンバスとしても使用される。
額縁に入った絵画を入れる場合、黄袋に入れて保管をしますが、
絵や額のデザインによっては黄色の生地が合わないことがあります。
ですが、生成りの場合は絵や額縁のデザインを選びません。
白色の生地なのでどんな絵や額縁でも合います。
なのでモダンな絵画から新進気鋭のアーティストのカラフルな作品など
何でも使用することができます。
長棟商店では生成り生地を使った黄袋の作成やピンキング加工をすることが可能です!
今も顧客様より古美術の保存や、屏風の保管のための袋を生成り生地で作成しております!
シンプルな袋でしたら午前中にご依頼いただければ、当日発送も可能です。
少し時間はかかりますが、保存用の袋に口を括る紐やマチもつけることも可能なので、お気軽にご相談ください!
生成り生地のことでしたら長棟商店におまかせください!
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この度、画家の城ヶ崎悟先生のホームページで長棟商店が紹介されました!
実は以前から城ヶ崎先生には弊社の額縁用黄袋をご購入いただいております。
通常黄袋は名前の通り黄色の綿布でできておりますが、城ヶ崎先生は先生のご希望で紺色の生地で額縁用黄袋を作らせていただいております。
確かに城ヶ崎先生の作品だと従来の黄色より今ご購入頂いている紺色がマッチしますね!
作品の色合いによってはキナリ生地も合いそうですね!
ちなみに筆者のお気に入りはこの作品です!このちょっとキョトン顔の子が可愛いです!
城ヶ崎悟先生の活動や作品はHPやインスタで確認できます!
また今年の10月にはエステルオカダギャラリーにて個展も開催されます。
城ヶ崎先生の作品を直に見れるまたとない機会ですので、ぜひご来場ください!
■城ヶ崎悟(じょうがさきさとる)
1950年生まれ、鹿児島生まれ鹿児島在住。
<主な受賞経歴>
第34回南日本美術展第5回海老原賞・上野の森美術館油絵大賞展 特別優秀賞(彫刻の森美術館賞)・安井賞展・風の芸術展ビエンナーレまくらざき大賞・現代日本美術展
<個展・グループ展 他>
みぞえ画廊(東京・福岡)・京王百貨店(東京)・みゆき画廊(東京)・ギャラリーゴトウ(東京)・東京ステーションギャラリー・ギャルリー正観堂(京都)・同時代ギャラリー(京都)・大阪ステーションギャラリー・山形屋画廊(鹿児島)・二官橋画廊(鹿児島)・ホワイトギャラリー(鹿児島)・ギャラリー川野(鹿児島)・あすかギャラリー(鹿児島)・ギャラリー白樺(鹿児島)・上野の森美術館・「種をまく人」南溟館・「風の器」三宅美術館・「つくられしものたち」福岡アジア美術館 ほか
<作品収蔵>
鹿児島県庁・鹿児島市立美術館・上野の森美術館・南溟館・長島美術館・三宅美術館 ほか
2月25日に難波にある大阪高島屋にて四代目徳田八十吉先生の展覧会がありました。
今回高島屋大阪店での展覧会は5回目となり、「祭華」「紅の扉」「沙華」の三部作と一緒に、
壷・花瓶・ぐい飲みなど出品されておりました。
(弊社代表が一目惚れしてぐい飲みを買っていたことは社長夫人は内緒ですけどね・・)
四代目徳田八十吉先生は石川県小松市出身。
父でもあり人間国宝である「三代目 徳田八十吉」先生の長女として生まれ、
三代目のもとで色付けの手法などを学び、技術を受け継がれました。
四代目八十吉先生は三代目の紺色を中心とした色調を受け継ぎながらも、
三代目が使わなかった赤など積極的に取り入れる、九谷焼業界でも注目の作家さんです。
また四代目八十吉先生は「元キャスター」という陶芸作家の中では異色の経歴もお持ちの方で、
トークショーもとても饒舌で、完全に司会者を喰ってました。
特に今回の「祭華」「紅の扉」「沙華」の三部作への想いをお話されていた時は、
筆者も笑い声を上げないようにお腹に力を入れるほど・・。
さすが元キャスター、圧巻の話芸でした。
ゴルフがお好きな方はご存知かもしれませんがABCマイナビチャンピオンシップの優勝者には、
徳田八十吉先生の作品が送られており、昨年は堀川未来夢選手がゲットされていましたね!
とても人気な八十吉先生はトークショーが終わってからもサイン待ちの方がすごく、
このお写真を撮って頂くまでひと苦労でした。(視線も痛かった・・・)
先生、次回は筆者が「はがし」をしますでお声がけ下さい。
そんな三代目とは一味違った四代目徳田八十吉先生の今後のご活躍にも期待です!
◆四代目徳田八十吉先生のイベント紹介などは下記リンクからご確認下さい。
四代目徳田八十吉 HP
3月3日は「ひな祭り」。
各ご家庭ではお子様の為に雛人形を飾られると思います。
シンプルなものだと男雛と女雛の二体だけの「親王飾り」から大きなものだと三人官女、五人囃子、随身、仕丁まで集まった「七段飾り」など、
様々な雛人形がございます。
雛人形にもよりますが人形が増えればその分アイテムも増えるので、片付けが大変に・・。また雛人形は湿気・湿度が原因でカビが生えたりするので
高価な雛人形は特に保管にも注意いないといけません。
今回はそんな手間を一つの本染めウコン布で解決できるというお話を致します。
もともとは藁や紙などで人形を作り、自分の厄を人形に移して、川に流したのが起源とされています。
平安時代に当時のおままごと(ひいな遊び)が流行。そして川に流す人形とひいな遊びが合体し「流しびな」となります。
そこから流しびなが変化し、川に流さずきれいな人形を家に飾り鑑賞するスタイルへ変化していきました。
行事の意味としても医学の進歩に伴い、厄払いの意味が薄れてきたことも要因として挙げられます。
江戸時代初期に雛祭りは「上巳の節句(桃の節句)」と定められました。当時の暦は「和暦」になので、現代の4月上旬に催されていたようです。
そして明治の改暦で現在のグレゴリオ暦への変更に伴い、ひな祭りも3月3日へ変わったそうです。
所説ありますが、有名な説としては以下の3つが挙げられます。
①教育的意味
「行事が終わっても雛人形を出しっぱなしにしているようなズボラな女の子は嫁の貰い手がなくなりますよ」という教育的意味を込めたジンクスです。
やはり当時は女性が家事をすることが当たり前。こういった片付けも女性のお仕事だったんですね。
今の時代、そんなことを言おうものなら大炎上必至です。時代ですね。
②厄払い説
前述にもある通り、元々は人形に厄や穢れを移す「厄払い」の行事です。
その人形をいつまでも出しておかずに、早く片付けて遠ざけた方がいいと考えました。
③結婚になぞらえた説
雛人形は天皇陛下の結婚式、すなわち「男女の婚礼」の様子も表現しております。
なので「早く飾る(早く嫁にだす)}、「早く片付く(はやく嫁に行く)」と飾る時期も結婚になぞらえていたそうです。
厄だけではなく婚期まで背負わされるなんて、人形には荷が重いですね(笑)
前述通り、年に一回しか登場しないのに重労働を強いられるそんな不憫な雛人形・・・。
せめて仕舞われている時は快適に過ごしてもらいましょう!
ここからは人形の片付け方と保管の注意点についてお話しします。
◎雛人形を片付けるときの5つの注意点
①専用ケースに入れる
購入時や配送されてきたときの段ボールなどに入れて保管されている方がいるそうですが、専用ケースに入れて保管しましょう。
特に段ボールはおすすめできません。なぜなら配送時の段ボールには虫の卵がついているケースもあり人形が被害を受けることがあります。
なので片付ける箱は専用のものを買うことをお勧めします。今はネットでも購入可能なので簡単に手に入りますよ!
②しまう前に雛人形のお手入れをする
雛人形は出すと1カ月間ほど飾ります。その飾っている期間に埃や目に見えない汚れが付着するので、箱にしまう前にお手入れをすることが大切です。
人形から小物を外し、毛はたきなどで埃を取ってあげましょう。この時雛人形には素手で振れると手垢がついて劣化の原因となりますので、必ず手袋を着用してください。
③お人形の顔を保護
「お人形の命」ともいわれるお顔。特に雛人形の場合は婚礼の意味もあるので、ここだけは絶対に傷ものにはできません。
お顔を保護するために「面紙」で保護をしてあげましょう。面紙はお人形をしまう際によく用いられる方法で、お人形の顔に乾燥した紙や布を巻きつけ、固定します。ティッシュペーパーをお人形の顔の長さに合わせて折り、巻きつけてセロテープで固定してください。
こうすることで、カビなどの汚れや落としてしまった時の衝撃などから、お人形のお顔を守れます。
④収納ケースに入れる前に布や袋に包む
カビや破損から人形を保護するため、布や袋に入れて収納ケースに保管しましょう。
買ったときについてなかった場合は不織布などを新たにご用意することをお勧めします。
また雨の日は湿気が多いので避けましょう、晴れている日に収納ケースに入れることをおススメします。
⑤防虫・防カビ対策をする
あとは収納ケースに入れるだけですが、このまま入れると衣装を虫に食べられたり、人形にカビが発生してしまいます。
雛人形の着物の虫食や顔の変色やカビ落としの修理・修繕には3万円~ものによっては15万円することもあるそうです。
もう少し足したら新しい雛人形が買えそうですね。
そんな痛い出費を防ぐためにも人形用の防虫剤や防カビ剤を入れて保管しましょう。
※ただし、防虫剤と防カビ剤を一緒に入れると化学反応で人形が変色する恐れがあるので注意してください。
虫やカビ対策を行いたくても、一緒に収納ケースに入れると変色したら本末転倒ですよね・・・。
でも大切な雛人形、ご購入された時もかなり高価だったはず。
そんな大事な雛人形を保管するなら是非「本染めウコン布」をお使い下さい!
「本染めウコン布」とは春ウコンの根からアルコール抽出法で抽出した高濃度のウコンの染液に、精錬された生地を時間をかけて浸して染色し、
ウコン本来の鮮やかな黄色を出すため、鉄分を含まない軟水で水洗しております。
1回の染色で十分な防虫・防菌効果が得られます。
アルカリ性物に合成すると赤褐色に変わり、日光や光に当てると白色化しますが効果は変わりません。
・人形の包み方はここで確認
※ここで注意※ 「本染めウコン布」と「ウコン布」は全く別モノ!
昨今では「ウコン布」や「ウコン生地」といったものがネットで手軽にしかも安価で購入することができますが、要注意!
こういったものは化学染料で染めているものが多いため、本染めウコン布のような防虫・防菌効果は期待できません。
本来は春ウコンに含まれる精油成分が入って初めて防虫・防菌効果が得られます。
ですが化学染料の場合は「ウコンっぽい色で染めた」だけで本染めウコン布とは全く違う生地になります。
ネットなど通販ではその辺が混在しているので、ご購入にはご注意下さい。
黒川和江 御所人形六十年の軌跡
御所人形作家として工芸会に於いて長年活躍された
黒川和江先生の作品展覧会が開催されています。
弊社のお客様で日本工芸会正会員の井上楊彩先生よりご案内をいただきました。
井上先生とはいつも懇意にさせていただいております。
弊社より展覧会開催のお祝い花を贈らせていただきました。
作品展示館内の傍らのこんなに素敵なところに置いていただいています。
ありがたいです!
黒川先生は昨年2022年10月に惜しまれつつ永眠されました。
今回その作家人生60年を
「黒川和江 御所人形 60年の軌跡」と題し開催されています。
「黒川和江 御所人形 60年の軌跡」
会 期:2023年2月3日(金)~26日(日) 10時~18時
会 場:なら工藝館 1階常設展示室
入場料:無料
主 催:「黒川和江 御所人形 60年の軌跡」実行委員会
一般財団法人奈良市総合財団 なら工藝館
協賛協力:有料老人ホーム エバーライフ天理・一般社団法人さくらサポート
後 援:奈良新聞社・奈良県・奈良市
詳しくはこちらをご確認ください。
あらためて黒川先生のご冥福を、そして、本展覧会におかれましては多数ご高覧いただけますことをお祈りいたします。
あべのハルカスで、大阪工芸展です。
山口啓子さんと、久々会えました。
山口さんは、工芸会の副会長を長年されてます。
織物技術では、中々なもんです、
弊社長棟商店は
一般社団法人大阪工芸会協賛会員です。
『2022 大阪工芸協会会員展』
近鉄百貨店にて開催
【タワー館11階〈美術画廊・アートギャラリー〉】
10月12日(水) → 18日(火)
※最終日は午後4時で閉場。
以下近鉄本店HPより抜粋
1924年に発足し、現在は人間国宝から新進作家まで、約130名の会員を擁する一般社団法人 大阪工芸協会。本展では美術画廊、アートギャラリーの2会場において、陶芸、木工芸、漆芸、金工、人形など、所属会員の中から選ばれた作家の作品を一堂に展覧いたします。
ぜひこの機会にご高覧いただきますようご案内申しあげます。
]]>大阪タカシマヤ
6階美術画廊にて開催中の
藤嵜 一正先生の 木漆工藝展にうかがいました。
藤嵜先生は、
大阪府木工芸無形文化財保持者として初めて認定された方です!
そして平成21年(2009)には、第56階日本伝統工芸展で、高松宮記念賞を受賞されています。
もちろん日本工芸会の正会員として後進の指導にもご尽力されておられます!
お祝い花の前で記念撮影をしていただき、
楽しいお話をうかがいました。
ありがとうございました!
藤嵜 一正 木漆工藝展
大阪高島屋開催スケジュール
22/10/12(水)~22/10/17(月)
10/14(金)10:00〜20:00
10/15(土)10:00〜20:00
10/16(日)10:00〜20:00
10/17(月)10:00〜20:00
奈良県生駒市の
緑ヶ丘美術館に行ってまいりました!
緑ヶ丘美術館開館5周年記念店を催されており、
本館では
染付 本多亜弥
そして別館では
山本哲先生の漆芸展
どちらも拝見してきました。
本多亜弥さんが在館されており、
写真ご一緒させていただきました!
以下特設HPより抜粋
染付 本多亜弥
やわらかく、瑞々しく。新たな藍の世界が花開く。
透き通るような⽩磁に、花弁がやわらかく浮かび上がる。彫りの陰影と表情豊かな藍のグラデーションが麗しく調和する。藍色と灰⾊、そして緑、それだけで植物の鮮やかな⾊彩まで感じさせる。⽣まれ故郷である奈良の地で、陶芸家・本多亜弥はモダンなデザインに加えて技法や⾊の開発に挑み、「染付」の美しい藍の世界に、独⾃の新しい⾵を吹き込んできた。 陶陶(ようよう)とは「和らぎ、楽しむ」。その⾔葉通り、本多は「染付」の伝統と未来を颯爽と牽引していく作家なのだろう。 伝統⼯芸の魅⼒を多くの⽅々に伝え未来へ継承する、緑ヶ丘美術館開館5周年の節⽬にお届けする展覧会。ぜひご高覧ください。
緑ヶ丘美術館開館5周年記念店
染付 本多亜弥
2022年9月18日(日)〜12月25日(日)まで
特設サイト
http://mam-museum.com/event/ayahonda/
]]>連日、高島屋行きました!、
船場中学級友が遊びに来てくれました!