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2024.07.17

志野焼の堀俊郎先生の作陶展に行って参りました

 

先日、志野焼の堀俊郎先生の作陶展に行って参りました。

堀先生は美濃焼・志野の人間国宝「加藤孝造翁」の一番弟子。
昭和28年生まれ。昭和51年から40年余り師の教えをうけ、
非常に少なくなった志野焼作家の実力ある中堅作家として活躍されております。
志野焼とは美濃焼の一種で、美濃(岐阜県)にて安土桃山時代に焼かれた白釉を使った焼物です。

赤志野や鼠志野などいくつかの種類があり、同じく美濃焼の一種である瀬戸黒とともに、

重要無形文化財に指定されている技法や、岐阜県の重要無形文化財に指定されている技法があります。
堀先生の作品は独特の穴窯で長時間じっくり焼き、柔かい感じの肌合いが表現されており、
使うほどにお茶も染みこみ、色合いも深まり味が出ます。
自分の為に一つ持っておきたい、そんな焼き物です。

2024.07.11

大判の二重風呂敷の作成依頼を頂きました!

先日愛知県の画廊様からの依頼で180㎝の大型の二重風呂敷を作成させて頂きました!

どうやらこの風呂敷は山陰地方の百貨店の美術部さんに収められるようで、
依頼主様からも何点か要望がありました。
一つ目が大きな絵画を入れて運ぶことが多く、一枚だとすぐに破れてしまうので二枚合わせにしてほしい。
二つ目が百貨店名と担当者名も入れて欲しいとのこと。

先方と何度か打ち合わせを重ねた結果、完成したのがこの風呂敷です。

外側の紺色の生地はウコン布で、真ん中の黄色の生地は弊社にある中で一番分厚く丈夫な生地を合わせました。
また掲載は出来ませんが、角には百貨店名と担当者名を刺繍で入れました!


刺繍は東大阪にある創業100年を超える老舗、山本良商店様にお願いしました!
弊社も長くお付き合いさせて頂いている企業様で、納期・仕上がり・価格どれも間違いないです。


<山本良商店の作業風景>


長棟商店ではこんな他にはない珍しい風呂敷の作成も可能です!
最近ではこんな難しい縫製ができるところも少なくなってきましたが、長棟商店ではそれが可能です!
他社でお断りされた方、一度弊社にご相談下さい。

2024.07.02

天目茶碗の作家・鎌田幸二先生の個展に行ってまいりました!

 6/29から京都のうつわ館にて開催されている鎌田幸二先生の個展に行って参りました。

鎌田幸二先生は天目の作家で、会場には天目茶碗やその他ぐい吞みや花壺等展示されております。
天目特有の金属質の光沢のある作品は見ごたえありです。
個展は7/14まで行われておりますので、一度足を運ばれてはいかがでしょうか?
陶歴
1948年 京都に生まれる
1966年 京都府立桃山高等学校卒業
1968年 作陶を志し五条清水正氏の指導を受ける
1971年 京都府立陶工訓練校専攻科修了
    五条坂共同登窯「鐘鋳窯」にて
    天目の研究を始める
1976年 日本工芸会正会員に推される
1980年 五条坂共同登窯休止の為、
    自宅にガス窯を築窯
1988年 重要無形文化財「鉄釉陶器」伝承者養成    
研修会にて清水卯一氏の薫陶を受ける
   (以降「栩卯会」として研修会に参加)
現在京都にて作陶

2024.06.30

信楽焼の陶芸家・古谷和也先生の個展に行ってまいりました!

先日京都パルスプラザで行われたアンティークフェアの会場内で

信楽焼の作家である古谷和也先生の個展が行われましたので訪問させて頂きました。
古谷先生は1976年生まれ。
1997年山口芸術短期大学卒業後、翌年には京都府立陶工技術専門学校卒業。
父である古谷道生に師事。
そして2002年に穴窯築窯し、数々の展覧会に出展し、入賞されております。
古谷先生の代表的な作品と言えば「破れ壺」です。
「破れ」とは焼成時、窯の中で破裂し大破したものを破れ(やぶれ)と呼びます。
古谷先生の破れ壺は本来普通に焼けば綺麗に仕上がるように形成した物を、
破れが出るまで意図的に窯の中を高温にし、破れを作ります。
先生曰く、その方が土の持つ力強さなどを表現できるとの事。
実物を見ると確かに感じます。
9月にも個展があるので一度現物を拝見されてはいかがでしょうか?

2024.06.21

岡田泰先生の個展に行ってまいりました!

 

あべのハルカスにて行われていた岡田先生の展覧会に行ってまいりました。

岡田先生は山口県重要無形文化財岡田裕先生の長男。
実家も200年以上続く窯元。
東京造形大学で彫刻を専攻し、京都で陶芸を学びます。その後、裕さんに師事。

豊富な経験と堅実に実績を重ねることで、オリジナルな陶芸を作り出します。

平成二十一年、日本伝統工芸展に初入選し、以降、連続入選します。

泰氏が作りだした淡青釉(たんせいゆう)は、土味を生かしつつ、日本海の澄んだ水色のイメージと丸味を帯びた造形美を合わせます。

先生の人柄も作品に表現されております。

【岡田 泰 インスタグラム】




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