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2022.07.28

株式会社長棟商店  創業70周年記念の食事会

 株式会社長棟商店 

創業70周年記念の食事会

大阪の船場で商いをさせていただき
おかげさまで70年となりました。
先代からお付き合いいただいている皆々様のご厚意の賜物だと感謝しております。


 

先日北浜の「花外楼」にて株式会社長棟商店創業70周年記念の
小宴をさせていただきました。

  
いつも弊社を支えていただいている関係者様に多数お集まりいただきました。
  
女将にお願いをして、
花外楼の歴史をご紹介いただきました。

(なんと花外楼の女将は弊社社長長棟と中学時代の同期性とのこと!ありがとうございました)



 
 〜以下HPより抜粋〜
花外楼さんとは天保元年(1830年)創業で現在192年の歴史をもつ日本料理の料亭で、
1875年(明治8)維新の元勲たちがに大阪に集まって立憲政体の樹立を約した会議「大阪会議」を行ったことから歴史的にも貴重な資料など多数お持ちの料亭です。
「花外楼」という屋号は、木戸孝允氏から贈られたとのこと。
 

https://kagairo.co.jp/history/



        

お料理はもちろん、器も美しく伝統ある日本料理を味わうことが出来ました。

 
  
  
  
 

 

先代のご夫婦にももちろん出席いただきました。

(この先代の写真の後ろにかけていただいた掛け軸は、天神祭り 篝火船の掛け軸です。
天神祭りの時期に合わせてわざわざ掛け替えてくださいました!感謝!!)

この70周年を誰より心待ちにされていた奥様へのお子様、お孫様からのメッセージボードも飾られていました。
 
弊社を支えてきてくれた長棟ファミリーも集合!
 

 




なにわの商いの街「船場」で益々続けていけるよう、これからも社員一同力を合わせて行きたいと思っております。日頃からお世話になっている方々、今後ともお引き立てのほどよろしくお願いいたします。

次の目標は80周年(笑)











大阪会議
維新の元勲たちが1875年(明治8)に大阪に集まって立憲政体の樹立を約した会議。
征韓論の紛議や、征台の役に反対して、多くの参議が辞職。「大久保利通」を中心とする政府は、孤立無援の状態になった。
そこで「井上馨」「五代友厚」の周旋により、同年1月に大久保利通・木戸孝允・板垣退助・伊藤博文らが、大阪に会し2月に至って、政治改革についての合意をみた。
その内容は元老院・大審院・地方官会議を設け、内閣と各省を分離し元勲は内閣にあって輔弼に任じ、第二流の人物によって行政の責にあたらせるというものであった。
この会議の結果、板垣と木戸が参議に復帰し、4月14日に政体改革に関する大詔が発せられ、漸次立憲政体へ移行することが国是となった。
この会議の成功を祝って「木戸孝允」より贈られた屋号が「花外楼」であり、以来政界や官界の大立物が、続々と出入りされることとなった。

2022.07.11

赤穂に行ってまいりました

昨日、長棟家生誕地、ご先祖様のお墓のある赤穂に行ってまいりました。

緞通の米倉さん宅伺いました。

※段通(だんつう
敷物用織物の一種。中国語のダンツ (毯子) のあて字。手織りの重厚な絨毯で,

特に小ぶりで方形のものをさすが,絨毯と混用されることが多い。製法は綿や麻の地糸に毛を一目ずつ手で結んで植えたのち,包丁か鋏で切って立毛する。
非常に手間がかかり高価である。インド,ペルシア,中国が原産。日本へは江戸時代にその技術が伝わり,佐賀の鍋島緞通に始って堺,赤穂でも製織された。
(ブリタニカ国際大百科事典より引用)

 


       
 
      
         
60万の織り機で日に何cmも、織れなくている、
           
 
                                
本業とはいえ中々採算性はマアマア度外視!
ってな感じですと。

後は桃井ミュージアムにより、遠い親戚の長棟さんと3年ぶりに合いました!
  
 
  
ピッツァ窯と、牡蠣蒸し器は完成品で綺麗な庭に置いてましたが、今は焼き芋焼き機を考えているとの事。
何事も旺盛な方。長棟の血統因子でしょうかな?

再会祈念して、別れました。

小さな旅でした。


デモ。何か頂いた気がしてなりませんでした。
 
     
桃井ミュージアムは海の見えるミュージアム&カフェとして営業されています。
季節の花や絵画、貴重な工芸品など豊富な展示、美しい風景が楽しめます。
詳しい情報は下記リンクからHPをご覧ください。
雲火焼展示館
〒678-0215 兵庫県赤穂市御崎634
TEL&FAX: 0791-56-9933 休館日: 火曜日(祝・祭日の場合は翌日)
開館時間:9時〜最終入館 16時

2022.07.06

ウコン布とは何か?使い方と意外な効果とは!?

押入れやタンスに衣類を保管していて、虫に食われたことはありませんか?

お気に入りの洋服が虫に食われていると、ガッカリしますよね?

でも天然素材で防虫ができるものがあるってご存知でした?

それが「本染めウコン布」というものです!

今回は本染めウコン布についてお話します!

ウコン布に使用されるウコンはどういったものか?

春ウコンの根から「アルコール抽出法」という特別な方法で抽出した高濃度の液で、

精錬された生地を時間をかけて浸して染色をし、ウコン本来の鮮やかな黄色を出すため、

「浸染技法」という鉄分を含まない軟水で水洗しております。

1回の染色で十分な効果が得られ、熟練職人の手で丁寧に仕上げます。

ウコン生地は日光などの光で色が白っぽく変色しますがウコンの成分が染み込んでいますので効果は持続します。

どんな効果があるのか

古来よりウコンは防虫、防菌効果があるとされており、元々は農業で虫よけとして使用されておりました。

そのウコンを染み込ませ、衣類の保管や絵や屏風などを保存するためにも使用されるようになったようです。

ウコン布の使い方は令和になった現代でも変わらず、絵画や着物、骨董品の保存に使われております。

ウコン布と本染めウコン布の違いってあるの?

現在市場にはウコン布といっても様々な種類が出回っております。

Googleで「ウコン布」や「ウコン生地」で検索すると鮮やかな黄色の布が出てきますね。

一枚あたりも安価なものが多いので、ついついポチってしまいそうになりますが、もし防虫効果を期待して買うのであれば要注意です。

ここでは市場に出回っているウコン布と長棟商店で扱っている「本染めウコン布」の違いについてお話致します。

違いは「染料」にあり?!ネットで出回っているウコン布に要注意!

ネットで「ウコン布」と検索すると、きれいな黄色の生地がたくさん出てきますね〜。

ただし、こういった生地にウコン特有の防虫効果を期待されるのであれば、ご注意下さい。

本染めウコンは冒頭でもあるように、春ウコンの根から成分を抽出して染め上げます。

(なのでウコン特有の香りも少しします・・・)

それに対しネットで出回っているウコン布は、ウコンと化学染料を混ぜた染料で染め上げるため、本来の防虫効果が薄れております。

ですので防虫効果を期待して買ったのに、実際は本染めウコン布ではない・・・といった結果になることも。

もしこれからウコン布を買われる方がいらっしゃいましたら、販売店がどういったお店か確認してから買うことをおすすめします。

ウコン布はどういったものに使用するのか

ここではウコン布の使い方をご紹介!

用途別にご紹介致します!

着物の保存

最近ではプライベートで着物を着る若者が増えてきております。

レンタルでも気軽に着れますがビンテージなども人気で祖父母の着物を着たり、

USEDでリサイクルショップで購入されたりと手軽に着れるようになりました。

着物は一度買うとなかなか手放さないですよね。でも着る回数は年に数回とか。

ということはタンスやクローゼットの中に入れて保管する期間の方が長くなります。

そうなると虫に食われる可能性も必然的に高くなるため、「防虫効果」あるものと一緒に保管する方が良いですね。

そんな時には本染めウコン布!

防虫剤はぶら下げたりタンスの中に入れるとありますが、それでも虫に食われることもあります。

ただ、本染めウコン布は着物を包みますので、虫食いを極力防ぎます!

絵の保管

大切な絵や高価な絵画は手放さずにずっと持っているもの。

そういった絵も押入れや倉庫にずっと入れっぱなしだと劣化やの原因に。

そんなときにも本染めウコン布を使いましょう!

大切な作品を守ってくれます。

陶器の保存

ぐい呑や盃、お皿など高価な陶器や思い出の陶器を保管するのにも使用できます。

「陶器に防虫効果は必要ない」とも思えますが、一度本染めウコン布に包んでみて下さい。

山吹色が高級感がぐっと演出させます。

長棟商店では本物の本染めウコン布を扱っております。

長棟商店の本染めウコン布は化学染料を使用しておりません。

春ウコンの根からアルコール抽出した染料で染め上げている、本来の「本染めウコン布」となっております。

防虫・防菌の効果も期待できますので、大切な絵画や陶器等の美術品の保存に最適です。

本染めウコン布をお求めの方は大阪船場で70年の歴史がある長棟商店にご用命下さい!

▶本染めウコン布の料金確認はこちらから

2022.06.10

黄袋ってなに?黄袋の意外な使い方と効果のご紹介!

 今回は黄袋とその使い方についてのご紹介です!

▶黄袋とは

黄袋とは額縁や骨董品等を包む袋のこと。

黄袋とは文字通り「黄色」の布でできており、たとう箱(畳箱)や桐箱、差し箱の中にしまう際に

傷がつかない様子にする役割があります。

またビニール袋より通気性にも優れており、湿気も抑えられ、防カビが期待できます。

▶今では馴染みが少ない黄袋、実は未だに使うシーンが多い?!

そんな額縁や美術品などを保管するために使われる黄袋。

「そんなもの使わねーよ」って思いませんでした?

実はそんなこともないんです!意外と日常生活でも使えるシーンがあります!

ここからは用途別で黄袋の活用法をご紹介します!

1,絵画を保管

最近、元ZOZO代の前澤友作さんが所有されていたバスキアを

オークションに出品して110億円で落札されたとニュースがありました。

近年油絵や現代アートなどは投資対象としても人気が高いです。

前澤さんのバスキアもそうですが、アンディー・ウォーホル、キース・ヘリング、バンクシー、

日本では草間彌生さん、バブル期ではクリスチャン・ラッセンが有名ですね。

こういった絵画などはやはり飾ってなんぼですが安くて数十万、

だいたい数百万〜作品によれば数億の値がつくものなので、おいそれと飾れません。

飾らないのであれば保管しないといけませんが、適当な袋で保管していると傷む可能性があります。

また飾るスペースが無ければ、気に入って購入しても保管するしかありません。

そんな時にはウコン布でできた黄袋が役に立ちます。

ウコン布の中で保管をしておくわけですから紫外線と虫を防ぎ、作品を守ってくれます。

差し箱に入れておけばよりGoodですね!

2,骨董品を保管

実は個人的に「開運!なんでも鑑定団」が大好きで毎週拝見しているのですが、

全国の骨董品コレクターの方が登場され、時々インタビューの時に保管場所が映るのですが、

結構そのまま保管されている方が多く、鑑定結果でも破損が理由で減額されている方も少なくありません。

しかも数十万円減額されてる方が結構多いんですよね・・。

それなら黄袋に入れて保管しましょう!

黄袋は美術館でも文化財の保管に採用されているくらいの優れもの。

しかも1枚1,000円ちょっとで済みます!それで骨董品の価値を守れるなら安いもんですね!

全国の骨董品コレクターの方、ご注文お待ちしてます!

3,賞状、色紙などの保管

入賞した時にもらった賞状や、有名人からもらったサイン色紙って恐らくなかなか捨てられないものですよね?

ご飯屋さんでもよく飾っているのを見ますが、ビニールに入れていてもやはり黄ばみ等の劣化は見られます。

そういった劣化を抑えるためにも黄袋が大活躍します。

4,昔の通知表などの保管

最近私の小学校の通知表を見つけたのですが、あれだけ白かった通知表が

ウォルナットと見間違えるくらい茶色くなってました。

それはもう評価がわからないくらいの劣化です。(それはそれで良き)

そういった成長の証もウコン布でできた黄袋に入れておけばいつまでも綺麗に保存できます。

5,マンガや書籍の保管

最近では電子書籍が主流ですが、小説は本じゃ無いとダメという方もまだ多いです。

本も月日が経てば色褪せてくるので、大切な書籍を保管しておくのも良いですね!

スラムダンクやドラゴンボールなど未だ人気ですが、絶版になっているマンガを綺麗に

保管しておきたい方にもおすすめです!

▶黄袋の作成って実は簡単?

実は黄袋はとてもシンプルな作りとなっており、自分で作成する場合でも3つあれば作れちゃいます。

①ウコン布

②手芸セット

③アイロン

ウコン布を用意して縫い合わせるのでミシンがあればすぐ縫えますし、

そこまで大きくなけれな手縫いでもできます。あとは縫製が終わればアイロンをかけて出来上がりです。

もちろん長棟商店ではウコン布だけの販売も行っておりますので、

ご希望の寸法を頂ければ裁断してお送りすることも可能です。

でも今はミシンや裁縫セットをお持ちでないご家庭でも多いと思われます。

そんな時はぜひ長棟商店にご依頼下さい!

弊社では縫製までも行っておりますので、オーダーメイドでお好みのサイズで黄袋を作成致します!

同じ大阪にお住まいの方は店頭にお越しくださればスタッフがヒアリングし、

御見積後熟練の職人が作成させて頂きます。

遠方の方でもご安心ください、弊社では通販も行っておりますので

専用フォームにてお問い合わせ頂ければお求めやすい価格でオーダーをお受けしております。

黄袋の作成やウコン布の販売のことなら長棟商店にお任せ下さい!

⇒⇒黄袋の御見積・ご注文はこちら

⇒⇒⇒ウコン布の価格などの確認はこちらから

⇒⇒⇒⇒製品に関してのお問い合わせはこちら

2022.05.15

木村盛伸先生に、直接配達させていただきました

昨日宝ヶ池の木村盛伸先生に、直接配達させていただきました


昨年脳梗塞発症され心配しましたが、
御年90歳今も現役!
お元気で居られました!

ありがたいことに40年近くお付き合いさせていただいてます。


病い明けに、注文をいただいたので、
配達に伺い、お久しぶりにお会いし昔話とか色々お話しいたしました。


これからもますますご活躍をお祈りしております。



木村盛伸先生は
26歳の若さで日本伝統工芸展に初入選します。
以降、身近な自然の素材を灰釉に使い、独自の陶芸の世界を切り拓いていきます。
その技術と功績は高く評価され、京都府無形文化財保持者としても認定されています。


木村 盛伸(きむら もりのぶ): 1932年(昭和7) ~

1958年 第五回日本伝統工芸展で、「壷」が初入選を果たします。

1959年 第八回朝日現代陶芸展で、「銘々皿」が第三席を受賞します。

1960年 日本工芸会正会員に認定されます。

1961年 第三回日本工芸会近畿支部展で、「壷」が日本経済新聞社賞を受賞します。

1987年 築窯20周年記念個展を、大阪高島屋で開催します。

1990年 日本工芸会理事に就任します(6期勤めます)。

1992年 京都府指定無形文化財保持者に認定されます。



木村盛伸先生
素晴らしい作品が掲載されております。
ご覧ください

株式会社長棟商店

〔本社〕
〒541-0059
大阪市中央区博労町2丁目2番2号

TEL:06-6261-5541
FAX:06-6261-5542
メールアドレス
info@nagamune-shoten.com


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