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2024.06.30

信楽焼の陶芸家・古谷和也先生の個展に行ってまいりました!

先日京都パルスプラザで行われたアンティークフェアの会場内で

信楽焼の作家である古谷和也先生の個展が行われましたので訪問させて頂きました。
古谷先生は1976年生まれ。
1997年山口芸術短期大学卒業後、翌年には京都府立陶工技術専門学校卒業。
父である古谷道生に師事。
そして2002年に穴窯築窯し、数々の展覧会に出展し、入賞されております。
古谷先生の代表的な作品と言えば「破れ壺」です。
「破れ」とは焼成時、窯の中で破裂し大破したものを破れ(やぶれ)と呼びます。
古谷先生の破れ壺は本来普通に焼けば綺麗に仕上がるように形成した物を、
破れが出るまで意図的に窯の中を高温にし、破れを作ります。
先生曰く、その方が土の持つ力強さなどを表現できるとの事。
実物を見ると確かに感じます。
9月にも個展があるので一度現物を拝見されてはいかがでしょうか?

2024.06.21

岡田泰先生の個展に行ってまいりました!

 

あべのハルカスにて行われていた岡田先生の展覧会に行ってまいりました。

岡田先生は山口県重要無形文化財岡田裕先生の長男。
実家も200年以上続く窯元。
東京造形大学で彫刻を専攻し、京都で陶芸を学びます。その後、裕さんに師事。

豊富な経験と堅実に実績を重ねることで、オリジナルな陶芸を作り出します。

平成二十一年、日本伝統工芸展に初入選し、以降、連続入選します。

泰氏が作りだした淡青釉(たんせいゆう)は、土味を生かしつつ、日本海の澄んだ水色のイメージと丸味を帯びた造形美を合わせます。

先生の人柄も作品に表現されております。

【岡田 泰 インスタグラム】




2024.06.13

さをり織りの先駆者、さをりひろば様に訪問しました!

 先日顧客様の「特定非営利活動法人さをりひろば」へ訪問しました!


さをりひろば様は弊社から綿布やカバンなどに使う芯地をご購入頂いております。
先日も芯地をご購入頂き、芯地のサンプルもご用命頂いたのでお届けにいきました。

〇さをり織りとは?
「さをり」は1968年に大阪堺市の主婦・城みさを(当時57歳)が始めた、
年齢や障がいなど関係なく、自由に好きに自己表現ができる手織りです。
織機も木製の折り畳み式のものを使い、作業「踏む」→「通す」→「打ち込む」
3ステップなので初心者でも習得しやすい特徴があります。
糸は単糸や双糸、杢糸など関係なく何を使ってもOK。
素材や場所を選ばないので誰でも始められます。
<さをり織りの織機>
<糸もコットン~ポリまで何でもあります>
〇さをり織りで作れるものは?
上着やスカート、パジャマ、ポーチ、マフラー、エプロンなど、なんでも作れます。
私が訪問させて頂いた時はぬいぐるみやバッグなどがありました!

さをりひろばさんでは教室もやっておりますので
一度参加されてはいかがでしょうか?

さをりひろば HP

さをりひろば インスタグラム

2024.06.12

三代目加藤渓山先生の喜寿記念の個展に行ってまいりました。

 今日は加藤渓山先生の喜寿記念 青瓷展へ行ってまいりました。

加藤渓山先生は代々陶芸家で、 初代(明治十八・1885~昭和三十八・1963)は京都五条坂に開窯し、

中国青磁の再現や高麗写し等に努めらました。

二代目(大正二・1914~平成七・1995)は初代のお父様に青磁の指導を受け昭和三十八年、

二代目を襲名。 帝展などで活躍し、 商工省認定技術保存指定者(陶芸)となられる。 紺綬褒章を受章 

そして三代目(昭和二十三 1948~)は京都生まれで京都芸大卒。 平成八年、三代目を襲名されました。

展示会は6/17までやっております。先生の作品は高島屋でしか見れないので、お時間があれば是非伺ってみて下さい。

2024.06.10

大名駕籠の運搬・保存する袋のご依頼を頂きました。

今回は京都の顧客様より大名籠を運搬・保存するための袋をご依頼頂きました!

袋の作製にあたり、「そもそも大名駕籠ってなんだ??」からスタートでした。
大名駕籠とは、その名の通り大名(お偉いさん)が参勤交代などで乗る駕籠です。
一般的な駕籠とは違い引き戸があり、四方は覆われるようになっております。
装飾もかなり絢爛豪華で、その大名の力を象徴していると言っても過言ではありません。
今回のご依頼は駕籠本体を包む紐付きの風呂敷のようなものと、担ぐ棒を入れる筒袋の二点。
生地はウコン布の厚手を使用しました。
今回の依頼内容はかなり大型で今まで作ったことのない製品のため、何度も計算し、
社長含め弊社の縫製部門の者とも打ち合わせを行い、ミニチュアまで作って挑みました。
そして完成したのが、こちら↓
検品しようにも大きすぎて作業台に乗らないため、畳の上で行いました。
どれだけ大きいか分かって頂きたいので比較写真置いておきますね↓
180㎝程ある私が横に並んでもこのサイズです。
この袋は5m近くあるんですが、大名駕籠の棒ってこんなに長いのかと驚きました。
そして駕籠本体を包む紐付き風呂敷はこんな感じです。
もはや比較写真はいりませんね、大きすぎて広げきれず、部屋を跨いでしまってます。
長棟商店では大きなものから小さなものまで、生地を使った様々な物を作成致します!
「保管したいものがあるけど、入れ物がない」
そんな方は一度弊社にご相談下さい。
弊社はご依頼があれば、どんなものでも作成致します。

株式会社長棟商店

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