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カテゴリーアーカイブ

2024.11.21

日本画家・𠮷田眞理子先生~ひさかたの~へ行って参りました!

先日、日本画家である𠮷田眞理子先生の展覧会に行って参りました!

𠮷田眞理子先生の作品は主に植物を画題としており、モチーフとする植物はすべてデッサンに足を運ぶため、
数年がかりで描かれる作品も多いようです。
平面の作品として、すべてのパーツが正面から同じように見えるように描かれていることが特徴です。
精力的に個展を行いつつも、グループ展への参加、寺院の襖絵や曼荼羅の制作、奉納も行っており、
JR西日本嵯峨野線のポスターや、2020年NHKドラマ「ライジング若冲」での日本画指導、
作品の制作や2021年WOWOWドラマ「異邦人」への作品提供など、幅広い分野で活躍されております。
𠮷田眞理子先生 インスタグラム

2024.10.17

なんば高島屋の日本伝統工芸展の開会式へ参加しました

 昨日より日本工芸会が主催する日本伝統工芸展の開会式へ行ってまいりました。

10月は14日までは京都高島屋で行われており、大阪は16日~21日までの開催となります。

今回の作品も見事なものばかりでした。

お近くの際は是非ともお立ち寄りください。

第71回日本伝統工芸展 WEBページ

2024.10.01

角谷夫妻の金工二人展に行ってまいりました

 9月25日〜開催されてました角谷圭二郎さんと奥様である佳代様の金工二人展に行って参りました。

圭二郎先生は鋳物、佳代先生は象眼を作成されております。

今回も展示されていた作品はどれも見事でした。
東大阪に工房がありますので、一度覗かれてはいかがでしょうか?

【角谷先生のHPはこちらから】

2024.07.17

志野焼の堀俊郎先生の作陶展に行って参りました

 

先日、志野焼の堀俊郎先生の作陶展に行って参りました。

堀先生は美濃焼・志野の人間国宝「加藤孝造翁」の一番弟子。
昭和28年生まれ。昭和51年から40年余り師の教えをうけ、
非常に少なくなった志野焼作家の実力ある中堅作家として活躍されております。
志野焼とは美濃焼の一種で、美濃(岐阜県)にて安土桃山時代に焼かれた白釉を使った焼物です。

赤志野や鼠志野などいくつかの種類があり、同じく美濃焼の一種である瀬戸黒とともに、

重要無形文化財に指定されている技法や、岐阜県の重要無形文化財に指定されている技法があります。
堀先生の作品は独特の穴窯で長時間じっくり焼き、柔かい感じの肌合いが表現されており、
使うほどにお茶も染みこみ、色合いも深まり味が出ます。
自分の為に一つ持っておきたい、そんな焼き物です。

2024.07.11

大判の二重風呂敷の作成依頼を頂きました!

先日愛知県の画廊様からの依頼で180㎝の大型の二重風呂敷を作成させて頂きました!

どうやらこの風呂敷は山陰地方の百貨店の美術部さんに収められるようで、
依頼主様からも何点か要望がありました。
一つ目が大きな絵画を入れて運ぶことが多く、一枚だとすぐに破れてしまうので二枚合わせにしてほしい。
二つ目が百貨店名と担当者名も入れて欲しいとのこと。

先方と何度か打ち合わせを重ねた結果、完成したのがこの風呂敷です。

外側の紺色の生地はウコン布で、真ん中の黄色の生地は弊社にある中で一番分厚く丈夫な生地を合わせました。
また掲載は出来ませんが、角には百貨店名と担当者名を刺繍で入れました!


刺繍は東大阪にある創業100年を超える老舗、山本良商店様にお願いしました!
弊社も長くお付き合いさせて頂いている企業様で、納期・仕上がり・価格どれも間違いないです。


<山本良商店の作業風景>


長棟商店ではこんな他にはない珍しい風呂敷の作成も可能です!
最近ではこんな難しい縫製ができるところも少なくなってきましたが、長棟商店ではそれが可能です!
他社でお断りされた方、一度弊社にご相談下さい。

2024.06.30

信楽焼の陶芸家・古谷和也先生の個展に行ってまいりました!

先日京都パルスプラザで行われたアンティークフェアの会場内で

信楽焼の作家である古谷和也先生の個展が行われましたので訪問させて頂きました。
古谷先生は1976年生まれ。
1997年山口芸術短期大学卒業後、翌年には京都府立陶工技術専門学校卒業。
父である古谷道生に師事。
そして2002年に穴窯築窯し、数々の展覧会に出展し、入賞されております。
古谷先生の代表的な作品と言えば「破れ壺」です。
「破れ」とは焼成時、窯の中で破裂し大破したものを破れ(やぶれ)と呼びます。
古谷先生の破れ壺は本来普通に焼けば綺麗に仕上がるように形成した物を、
破れが出るまで意図的に窯の中を高温にし、破れを作ります。
先生曰く、その方が土の持つ力強さなどを表現できるとの事。
実物を見ると確かに感じます。
9月にも個展があるので一度現物を拝見されてはいかがでしょうか?

2024.06.21

岡田泰先生の個展に行ってまいりました!

 

あべのハルカスにて行われていた岡田先生の展覧会に行ってまいりました。

岡田先生は山口県重要無形文化財岡田裕先生の長男。
実家も200年以上続く窯元。
東京造形大学で彫刻を専攻し、京都で陶芸を学びます。その後、裕さんに師事。

豊富な経験と堅実に実績を重ねることで、オリジナルな陶芸を作り出します。

平成二十一年、日本伝統工芸展に初入選し、以降、連続入選します。

泰氏が作りだした淡青釉(たんせいゆう)は、土味を生かしつつ、日本海の澄んだ水色のイメージと丸味を帯びた造形美を合わせます。

先生の人柄も作品に表現されております。

【岡田 泰 インスタグラム】




2024.05.25

市野雅彦先生の個展に行ってまいりました。

 先日、神戸阪急で開かれていた市野雅彦先生の個展に行ってまいりました。


市野先生は兵庫県篠山市出身。
広島で陶芸を学び、帰郷してからも父・初代市野信水先生を師事し、腕を磨かれ、
昭和63年立杭にて「大雅窯」を築かれました。

雅彦先生の重厚かつ繊細な作品はHPやインスタグラムでも拝見できますが、ギャラりーでもみれますので一度足を運ばれてはいかがでしょうか?

丹波焼大雅工房 HP

大雅工房 インスタグラム

2024.05.21

本染めウコン布の風呂敷あります!

 こんにちは!長棟商店です!
弊社では本染めウコン布を使った風呂敷を販売しております!

本染めウコン布は春ウコンの根から抽出した染料で染めた布で、天然成分でありながら防虫・防菌効果に優れております。
風呂敷サイズは113㎝角となかなか大きめで、大切な着物や作品を包むことができます。

また現在在庫として、通常のA品とアウトレットB品、アウトレットC品をご準備しております。
価格はA品4,950円(税込)、B品3,850円(税込)、C品2,530円(税込)となっております。

<B品>

<C品>


B品とC品は色ムラなどありますが、防虫・防菌効果は変わらずあります。

本染めウコン布は当社の主力商品の一つであり、扱っているところは全国でも殆どありません!
本染めウコン布の事なら長棟商店にお任せ下さい!

<本染めウコン布 ページ>

2024.05.16

樋口邦春先生の個展に行ってまいりました。

 昨日、なんば高島屋で行われている樋口先生の個展に行って参りました。


なんだかんだで長いお付き合いの樋口先生。

今回の作品も綺麗な白磁が沢山ございました。
その中でもこのマグカップが気に入ったので購入し、近所のカフェにマイカップとして置いてもらうことにしました(笑)

展覧会は21日までなので、是非一度作品に触れてみて下さい。

樋口邦春 HP

<樋口邦春 プロフィール>

1969京都に生まれる

1988京都高等工芸学校 美術デザイン科卒業  (現 京都黎明学院 京都芸術高等学校)

1990嵯峨美術短期大学 陶芸科卒業

日本工芸会理事 岩淵重哉先生の内弟子となる

1994~08奈良県 雄水庵に勤務
2008奈良県河合町に『結び窯』を築窯 独立

2024.05.13

工芸の美~日本工芸近畿展~に行ってまいりました

 先日、なんば高島屋で行われた工芸の美~日本伝統工芸近畿展~に行ってまいりました。
この展覧会は今年で53回開催されている展覧会で、近畿で活躍されている作家の選抜展覧会となっております。

53回展において最も輝いた作品を製作された受賞者の方、今後の活躍が期待される初入選の方々を中心に、

高島屋選抜としてこれからの伝統工芸を担う若手・中堅作家達の作品が展示されております。

当日伺うと弊社顧客様である金田萌永先生もいらっしゃり、写真をパシャリ📷

また、可愛いぐい吞みもゲットしました👍

金田先生の作品はとても色鮮やかな作品なので、一度SNSでもチェックしてみてください!

・金田 萌永 インスタグラム

<金田 萌永 プロフィール>

1997年 東京都生まれ。幼少期を香港・アメリカで過ごす

2020年 武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科 卒業。滋賀県信楽に移住し作陶

滋賀県立陶芸の森 スタジオアーティスト

公益財団法人現代美術文化振興財団 4期生
2021年 日本伝統工芸展初入選・日本工芸会準会員

2022年 滋賀県内に工房を構える

【受賞・入選歴】

2020年 第54回女流陶芸展 入選

2021年 第50回日本伝統工芸近畿展 新人奨励賞

      笠間陶芸大賞展 入選

      第10回そば猪口アート公募展 入選

      第68回日本伝統工芸展 入選

      第55回女流陶芸展 入選

2022年 第51回日本伝統工芸近畿展 入選

      第118回有田国際陶磁展(美術オブジェ部門) 入選

      第69回日本伝統工芸展 入選

      第56回女流陶芸展 入選 

2023年 第52回日本伝統工芸近畿展 入選

2024.04.08

城ヶ崎悟先生の展覧会「いろのたより」開催中

 

4月6日~21日まで、福岡のみぞえ画廊にて「いろのかたち」を開催しております。

今回の主役は「いろ」。

日常生活にある様々なものを城ヶ崎先生独特の優しいいろで描かれております。
先生の作品は眺めていると、どこか「音」まで聞こえてくる、そんな作品です。
是非一度先生の世界観を堪能してください。

【城ヶ崎悟 HP】

【みぞえ画廊 HP】

2024.03.27

栃木県のマルニ額縁画材店様にお邪魔しました!

 先日弊社の顧客様である「マルニ額縁画材店」にお邪魔しました!


マルニ額縁画材店は1969年創業の栃木県の中でも老舗額縁製造メーカーです。
小売りまでを自社で一貫して行い、高品質のものを安価に提供しております。
自社工場での額縁製造から店舗販売、通販、取り付け施工に至るまで様々なアートにかかわる仕事をされております。
また額縁だけではなく、画材やさし箱などアートに関わるものを自社で製造・販売を行われている会社です。

店舗にはこういった画材も沢山陳列されております。

熟練の職人さんが額縁を組み上げていきます。
店舗には様々な額縁のサンプルの置いてるのでオーダーで額縁を作成してくれます。

さし箱もお手のものです。

昨年9月には東京にもショールームをOPENされ、ますます精力的に展開されているマルニさん!
もし額縁や画材でお悩みなら一度ご相談されてはいかがでしょうか?

マルニ額縁画材店HPはこちらから

2023.12.20

加古 勝己先生の展覧会に行ってまいりました!

 今年最後の個展に行って参りました。

丹波陶磁の作家さん、加古勝己さんの作陶展に行ったところです。
加古さんは、京都市泉湧寺界隈の窯元に生まれ、幼少の頃より陶芸に親しまれたとのこと。
加古さんとは、中央区船場で尾崎正男さんがオーナーで展覧会や、
個展などを開かれていた「ギャラリー縄」からのお付き合いで、
作風は、結構古い伝統の源流を遡り奥の深い焼き物を作っておられます。
今回見させていただき、感覚的に、これまでとはちょっと違う作品かな?と思っていたら
今年は12月開催の為、今風な感じで、少し斬新な景色で今までと全く変わった作品を作られたとのこと。
思わず何?と感じさせられました!
新春に合わせられたのかと、おとなしく地味ですが重みのあった感覚に心打たれました。
ちょうど丹波の「ピーターハーモンさん」とお会いできました。
ピーターハーモンさんは米国出身の茶人であり、陶芸家です。
聞くところによると加古さんと長いお付き合いとのこと。寒い立杭からようこそですね。
今年最後の個展、思いがけずの出会いもあり、楽しませてもらいました。

2023.09.15

阪神タイガースのボトルバックあります🐯

昨晩は18年ぶりに阪神タイガースがリーグ優勝を決めたとてもおめでたい日ですね!!
私も家で観戦しておりましたが、めっちゃくちゃ興奮しました!お~ん。


しかも昨日は大好きな「ハヤブサ消防団」の最終回!
ドラマは21時スタートで、試合終了が20:55ごろ!
選手や岡田監督のインタビューも見たかったのでチャンネル操作が忙しかったです(笑)

さて、長棟商店では阪神タイガースのボトルバックを作製しております!
綿100%の生地を使用しておりますので、手触りもバモスです👍

自分用でもよし。
贈答用でもよし。
販売用でもよし。
目的はなんでも良しでございます。

法人様のコラボも可能ですので一度お問い合わせください。

ご連絡お待ちしております。

<問い合わせ先>

TEL:06-6261-5541
FAX:06-6261-5542
E-mail:info@nagamune-shoten.com

2023.05.29

勲章用の袋を作成しました!

今回は御取引先様から勲章用の袋のご依頼を頂きました!

褒章などで頂いた勲章を入れるための袋ですね、年に数度ご依頼を頂きます。
オーダーの内容は表の生地は紫で裏地を黄色にするというもの。
紫は数種類ありますが、「古代紫」というカラーを採用しております。
中はこんな感じです。
また国から贈られるものなので、「菊の御紋」は必須とのことでした。
菊の御紋、正式名所は「菊花紋章」。
16枚の菊の花(十六弁文様)の紋章で、天皇家や御皇族の家紋になります。
ちなみになぜ天皇家や皇族家の家紋が菊になったかというと、後鳥羽上皇が菊好きだったから(笑)
菊への愛が止まらなかった元祖乙男(オトメン)。
刀や衣服など、様々なものにあしらっていき、最終的に家紋まで菊花にしてしまいました。
ちなみに今回菊花紋は刺繍でのご依頼でしたが、ごく稀に「プリント」でもご依頼頂く場合がございます。
長棟商店ではプリント・刺繍どちらでも対応可能となっております。


↓ちなみにプリントだとこんな感じです。
長棟商店の主力商品は黄袋ですが、こういった叙勲や褒章の為の袋も作成致します!
ちなみに私は「褒章」と「叙勲」がゴチャゴチャになり、最近ではどっちも同じ意味なのではとも思ってきました。
もしご存じない方は意味は違うので下に貼っておきます。
私みたいにゴチャゴチャにしないようにしてくださいね(笑)
「褒章」・・・社会の各分野における優れた行いや業績のある方に勲等を授けること。
「叙勲」・・・国家や公共事業に功労のあった方に勲章を授けること。
黄袋や風呂敷以外にも袋のご相談は長棟商店へ!

2023.05.23

四代 田辺竹雲斎先生の展覧会にいってきました!

 5月21日に現在なんば高島屋で行われている四代・田辺竹雲斎先生の展覧会へ行ってまいりました!

今回のテーマは「守破離」
伝統的手法を用いた作品や、異分野とのコラボレーションした作品、竹雲斎先生の現代アートの作品など様々な作品を見ることが可能です!
特に巨大なオブジェの見ごたえはすごいですよ!

近年竹雲斎先生のテーマである守破離の集大成が28日までなんば高島屋でご覧いただくことが出来ます。
お時間のある方はなんば高島屋6階 美術画廊までお越しください!

竹雲斎先生ご夫婦と社長がパシャリ。

虎竹を用いた作品。生で見ると圧巻です。
作品が壮大すぎて展覧会がスタートしても作成中だそうです。

「循環」がテーマの作品。

先生の作品はすくすく育った竹と間引かれる「朽竹」を融合した作品があります。

■略歴

1973年 大阪府堺市生まれ

1999年 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業

2006年 田辺小竹を襲名

2016年 インスタレーション(フランス国立ギメ美術館)

2017年 四代田辺竹雲斎を襲名

     インスタレーション(メトロポリタン美術館/NY)

2019年 インスタレーション(オドウンパザル近代美術館開館記念展/トルコ)

2021年 アートフェアにて東京史上最大のインスタレーション(東京アートフェア)
2022年 インスタレーション・個展 Gucci並木(東京)
 インスタレーション Casa Loewe Barcelona (ロエベバルセロナ/スペイン)

四代・田辺竹雲斎 HP

2023.05.02

今注目されている生成り生地とは?生地の特徴や使い方をご紹介。

今日は弊社で人気が高まっている生成り(キナリ)についてお話しします!

生成り生地はどんな素材で出来ていて、どんな使い方をしているのか。
今日は生成り生地を深掘りしていこうと思います!

■そもそも生成りってどんな生地??

生成り生地は、ナチュラルカラーである綿や麻などの天然素材で作られた生地のことを指します。

生成り生地は、染色や加工をしていないため、色合いが淡く、シンプルでナチュラルな雰囲気を持っています。

いわゆる生機(きばた)と言われるような状態ということですね!

※生機は織機で編んだ、染料で染めていない無加工の生地のこと

また、肌触りが良く、吸湿性や通気性に優れているため、夏場には特に快適に着用することができます。

生成り生地は、様々な素材で作られています。

綿の生成り生地は、コットン100%のものや、綿と麻の混紡素材で作られたものがあります。

麻の生成り生地は、リネン素材で作られたものや、麻と綿やポリエステルなどの混紡素材で作られたものがあります。また、ウールやシルクの生成り生地もあります。

生成り生地は、染色やプリント加工をして色をつけたり、刺繍やレースを施したりすることで、様々なデザインの服や雑貨に使われます。

■ECOな生成り生地は色んな業界から注目されている。

また、生成り生地は、ナチュラルな雰囲気やエコ素材として注目されている生地の一つです。

素材や品質に注意し、染色や加工をすることで、様々なデザインの服や雑貨に使われています。

環境にやさしい素材としても注目されており、廃棄物の削減にもつながるため、SDGsの観点からも、今後ますます需要が増えることが期待されます。

■生成り生地を扱う上での注意点とは?

生成り生地を取り扱う際には、素材や品質に注意することが重要です。

まずは生成り生地自体が天然素材であるため、生地によって色合いが変わります。

同じ生地でも微妙に色の風合いが変わります。

また、生成り生地は、柔らかい素材であるため、生地自体が伸びたりすることがあるため、注意が必要です。

それと生成り生地は、白っぽい色合いであるため、汚れが目立ちやすく、取り扱いには注意が必要です。

洗濯の際には、素材に合わせた方法で洗い、日光に当てることで黄ばみが発生することがあるため、注意が必要です。

それと先述にもあるとおり、生成りは無添加の生地です。

なので本染ウコン布のように防虫・防カビの効果はないのでそこも注意点ですね!

■長棟商店で扱っている生成り生地ってどんなものがあるの?

長棟商店では「2003」「2023」「8」「5613」「4240」の5種類の生成り生地を扱っております。

そしてそれぞれで用途が変わります。

用途としては以下の通りです。

「2003」・・・薄手の生成り生地。額縁用黄袋(701)と同じ厚さ。額縁を入れるのに最適。
また、ピンキング加工にも適している。

「2023」・・・やや薄手の生成り生地。601と同等の厚みがある。黄袋やピンキング、屏風や昔の資料保存などに用いられる。
ピンキング加工やストレート加工にも最適。

「8」・・・とても頑丈な生地でいわゆる「帆布」と呼ばれるもの。元は船の帆として使われていた。

とても頑丈な生地で型崩れしにくく、インテリア雑貨作り、帆、テント、スニーカー、

バッグ、テーブルクロス、ランチョンマット、エプロン、スリッパなどにオススメ。

通気性も良いのでキャンプをする時の風よけやターフにも使えます。

また、絵画のキャンバスとしても使用されます。

「5613」・・・生地はとても柔らかく、片面が起毛になっている生地。

起毛部分が額縁のガラス部分に当たるため、より高価な作品を入れるためにチョイスされる。

「4240」・・・本麻の生地。硬めの生地だが「8」よりは少し柔らかめ。

エプロン、バッグ、ランチョンマット、クッションカバー、カーテンなどのインテリア雑貨におすすめ。

一部ではキャンバスとしても使用される。

■実は生成り生地は黄袋の素材としても優秀?!

額縁に入った絵画を入れる場合、黄袋に入れて保管をしますが、

絵や額のデザインによっては黄色の生地が合わないことがあります。

ですが、生成りの場合は絵や額縁のデザインを選びません。

白色の生地なのでどんな絵や額縁でも合います。

なのでモダンな絵画から新進気鋭のアーティストのカラフルな作品など

何でも使用することができます。

■長棟商店では生成り生地で黄袋やピンキング加工も可能です!

長棟商店では生成り生地を使った黄袋の作成やピンキング加工をすることが可能です!

今も顧客様より古美術の保存や、屏風の保管のための袋を生成り生地で作成しております!

シンプルな袋でしたら午前中にご依頼いただければ、当日発送も可能です。

少し時間はかかりますが、保存用の袋に口を括る紐やマチもつけることも可能なので、お気軽にご相談ください!

生成り生地のことでしたら長棟商店におまかせください!

▶︎生成り生地の料金の確認はこちらから

2023.04.28

若尾経先生の青瓷展に行ってまいりました!

 

こんにちは、長棟商店です!
4/26~5/1まで高島屋大阪店6階 美術画廊では、「若尾 経 展」が開催されております。
若尾先生とは利貞先生の時からのお付き合いで、弊社の先代から数えるともう20年以上のお付き合いとなります。
つい去年の10月には若尾先生から若草色の生地など多数ご注文いただきました。
若尾先生は1967年岐阜県多治見市に生まれ。
多治見市陶磁器意匠研究所で陶芸を学びました。
陶芸家である父・利貞先生や、その周辺の人々との関わりの中で、
台湾の故宮博物院で見た青瓷に改めて憧憬を強くし、本格的制作に取り組み始めます。
青瓷の現代表現における普遍性を追求しながらも、同時に新たな可能性を切り拓いておられます。
今回の展示会では、花器をはじめ、茶怨、香炉、茶入など、
様々な試行錯誤・研究を重ねた釉薬の色調と力強い造形が融合した新作を一堂に展観いたします。
若尾先生の青瓷を見に、大阪高島屋までご来店下さい。

2023.04.26

鹿児島の城ヶ崎悟先生のHPで当社が紹介されました!

この度、画家の城ヶ崎悟先生のホームページで長棟商店が紹介されました!




実は以前から城ヶ崎先生には弊社の額縁用黄袋をご購入いただいております。

通常黄袋は名前の通り黄色の綿布でできておりますが、城ヶ崎先生は先生のご希望で紺色の生地で額縁用黄袋を作らせていただいております。
確かに城ヶ崎先生の作品だと従来の黄色より今ご購入頂いている紺色がマッチしますね!

作品の色合いによってはキナリ生地も合いそうですね!


ちなみに筆者のお気に入りはこの作品です!このちょっとキョトン顔の子が可愛いです!

城ヶ崎悟先生の活動や作品はHPやインスタで確認できます!
また今年の10月にはエステルオカダギャラリーにて個展も開催されます。
城ヶ崎先生の作品を直に見れるまたとない機会ですので、ぜひご来場ください!


■城ヶ崎悟(じょうがさきさとる)
1950年生まれ、鹿児島生まれ鹿児島在住。

<主な受賞経歴>
第34回南日本美術展第5回海老原賞・上野の森美術館油絵大賞展 特別優秀賞(彫刻の森美術館賞)・安井賞展・風の芸術展ビエンナーレまくらざき大賞・現代日本美術展

<個展・グループ展 他>
みぞえ画廊(東京・福岡)・京王百貨店(東京)・みゆき画廊(東京)・ギャラリーゴトウ(東京)・東京ステーションギャラリー・ギャルリー正観堂(京都)・同時代ギャラリー(京都)・大阪ステーションギャラリー・山形屋画廊(鹿児島)・二官橋画廊(鹿児島)・ホワイトギャラリー(鹿児島)・ギャラリー川野(鹿児島)・あすかギャラリー(鹿児島)・ギャラリー白樺(鹿児島)・上野の森美術館・「種をまく人」南溟館・「風の器」三宅美術館・「つくられしものたち」福岡アジア美術館 ほか

<作品収蔵>
鹿児島県庁・鹿児島市立美術館・上野の森美術館・南溟館・長島美術館・三宅美術館 ほか

【城ヶ崎悟 オフィシャルサイト】

【インスタグラム】

2022.06.10

黄袋ってなに?黄袋の意外な使い方と効果のご紹介!

 今回は黄袋とその使い方についてのご紹介です!

▶黄袋とは

黄袋とは額縁や骨董品等を包む袋のこと。

黄袋とは文字通り「黄色」の布でできており、たとう箱(畳箱)や桐箱、差し箱の中にしまう際に

傷がつかない様子にする役割があります。

またビニール袋より通気性にも優れており、湿気も抑えられ、防カビが期待できます。

▶今では馴染みが少ない黄袋、実は未だに使うシーンが多い?!

そんな額縁や美術品などを保管するために使われる黄袋。

「そんなもの使わねーよ」って思いませんでした?

実はそんなこともないんです!意外と日常生活でも使えるシーンがあります!

ここからは用途別で黄袋の活用法をご紹介します!

1,絵画を保管

最近、元ZOZO代の前澤友作さんが所有されていたバスキアを

オークションに出品して110億円で落札されたとニュースがありました。

近年油絵や現代アートなどは投資対象としても人気が高いです。

前澤さんのバスキアもそうですが、アンディー・ウォーホル、キース・ヘリング、バンクシー、

日本では草間彌生さん、バブル期ではクリスチャン・ラッセンが有名ですね。

こういった絵画などはやはり飾ってなんぼですが安くて数十万、

だいたい数百万〜作品によれば数億の値がつくものなので、おいそれと飾れません。

飾らないのであれば保管しないといけませんが、適当な袋で保管していると傷む可能性があります。

また飾るスペースが無ければ、気に入って購入しても保管するしかありません。

そんな時にはウコン布でできた黄袋が役に立ちます。

ウコン布の中で保管をしておくわけですから紫外線と虫を防ぎ、作品を守ってくれます。

差し箱に入れておけばよりGoodですね!

2,骨董品を保管

実は個人的に「開運!なんでも鑑定団」が大好きで毎週拝見しているのですが、

全国の骨董品コレクターの方が登場され、時々インタビューの時に保管場所が映るのですが、

結構そのまま保管されている方が多く、鑑定結果でも破損が理由で減額されている方も少なくありません。

しかも数十万円減額されてる方が結構多いんですよね・・。

それなら黄袋に入れて保管しましょう!

黄袋は美術館でも文化財の保管に採用されているくらいの優れもの。

しかも1枚1,000円ちょっとで済みます!それで骨董品の価値を守れるなら安いもんですね!

全国の骨董品コレクターの方、ご注文お待ちしてます!

3,賞状、色紙などの保管

入賞した時にもらった賞状や、有名人からもらったサイン色紙って恐らくなかなか捨てられないものですよね?

ご飯屋さんでもよく飾っているのを見ますが、ビニールに入れていてもやはり黄ばみ等の劣化は見られます。

そういった劣化を抑えるためにも黄袋が大活躍します。

4,昔の通知表などの保管

最近私の小学校の通知表を見つけたのですが、あれだけ白かった通知表が

ウォルナットと見間違えるくらい茶色くなってました。

それはもう評価がわからないくらいの劣化です。(それはそれで良き)

そういった成長の証もウコン布でできた黄袋に入れておけばいつまでも綺麗に保存できます。

5,マンガや書籍の保管

最近では電子書籍が主流ですが、小説は本じゃ無いとダメという方もまだ多いです。

本も月日が経てば色褪せてくるので、大切な書籍を保管しておくのも良いですね!

スラムダンクやドラゴンボールなど未だ人気ですが、絶版になっているマンガを綺麗に

保管しておきたい方にもおすすめです!

▶黄袋の作成って実は簡単?

実は黄袋はとてもシンプルな作りとなっており、自分で作成する場合でも3つあれば作れちゃいます。

①ウコン布

②手芸セット

③アイロン

ウコン布を用意して縫い合わせるのでミシンがあればすぐ縫えますし、

そこまで大きくなけれな手縫いでもできます。あとは縫製が終わればアイロンをかけて出来上がりです。

もちろん長棟商店ではウコン布だけの販売も行っておりますので、

ご希望の寸法を頂ければ裁断してお送りすることも可能です。

でも今はミシンや裁縫セットをお持ちでないご家庭でも多いと思われます。

そんな時はぜひ長棟商店にご依頼下さい!

弊社では縫製までも行っておりますので、オーダーメイドでお好みのサイズで黄袋を作成致します!

同じ大阪にお住まいの方は店頭にお越しくださればスタッフがヒアリングし、

御見積後熟練の職人が作成させて頂きます。

遠方の方でもご安心ください、弊社では通販も行っておりますので

専用フォームにてお問い合わせ頂ければお求めやすい価格でオーダーをお受けしております。

黄袋の作成やウコン布の販売のことなら長棟商店にお任せ下さい!

⇒⇒黄袋の御見積・ご注文はこちら

⇒⇒⇒ウコン布の価格などの確認はこちらから

⇒⇒⇒⇒製品に関してのお問い合わせはこちら

2016.03.26

長棟商店の黄袋について

今回は黄袋についてご紹介させて頂きます。

弊社では賞状や絵画を入れて保管する「黄袋」を扱っております。

ホームページでも案内してますように長棟商店ではF0号~F50号まで定番品として黄袋を在庫しております。

急ぎの場合でも当日出荷可能、お客様の御都合に可能な限り対応させて頂きます。

また額縁の寸法〔縦ー横ー厚み〕を御提示して頂ければ別注にて作製可能となっており、翌日~翌々日には出荷させて頂きます。

1枚からでもご注文をお受けしておりますので、お気軽にお申し付け下さい。

また生地の種類も本染めウコン布を使った黄袋、カラシ色、グレーなど、定番の黄色以外にも別途対応可能です。

どういった色が気になりましたらカラーサンプルページをご参考下さい。


もし生地のサンプルをご希望でしたら、ご連絡頂けましたら別途お送り致します。
▶カラーサンプル一覧

黄袋について不明な点がありましたらお気軽に電話・メールにてお問い合わせください。
▶お問い合わせはこちらから

株式会社長棟商店

〔本社〕
〒541-0059
大阪市中央区博労町2丁目2番2号

TEL:06-6261-5541
FAX:06-6261-5542
メールアドレス
info@nagamune-shoten.com


〔八尾営業所〕
〒581-0883
八尾市恩智中町1丁目24番地

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